気になる風景というのがあります。
何気なく歩いていても、「あれ、懐かしい」とか、「この場所気になるな」とか。
行ったことのない場所を夢で見るような感覚。
最近、年のせいか記憶力が落ちてきました。
しかも自分でも吃驚するくらいなスピードで落ちてきてるんです。
若年性アルツハイマーかな?と思うぐらいwww
忘却力があればこそ、新しい記憶も頭に入るのでしょうが、
忘却力がハンパなく、そして新しい出来事も記憶されない...
要するに頭の中身がスカスカになっていく感が体感で分かるのですw
先日、手帳を購入しました。
「ほぼ日手帳」ってヤツです。
巷で結構幅広く活用されてるヤツ。
マメな方じゃないし、今までも使っていた手帳は月間のスケジュールが
一目で分かれば事足りたので薄っぺらーいのを好んで購入していました。
しかし、ここ2年くらいはその薄っぺらい手帳すら買わなくなっていました。
なぜ、いまさら、毎日手帳なのか...
手で書くという「一手間」が大事に思えてきたからです。
スケジュールというのは携帯や電子手帳など活用すれば今までどおり
管理できます。
でも、それはあくまでも管理するという機能を駆使しているだけ。
そこに自分の頭で思考する、予想する、行動を起こす、工夫する...
と、いう生活をしてゆく上でとても必要不可欠になることが、
「書く」という「一手間」で訓練されるのではないかと思うのです。
そういう積み重ねの一つ一つがそのうちきっと「気になる風景」を
「お気に入りの風景」にするのだと思います。
一年が経過して振り返ったとき、沢山の思い出が詰まっている
手帳にしたいなと思っています。